第3回目支援  支援物資のお届け<前半>

 2011-06-13
6月4日 土曜日


朝10時頃に大船渡市役所前に集合、東京から持ってきた物資を届けるために出発です。

今回持ってきた物資は
・水  ・お米  ・調味料類(味噌、醤油、油、だしなど)
・洗濯用洗剤  ・食器用洗剤  ・スニーカー(女性サイズ)
・サンダル(男性用、女性用)  ・Tシャツ(男性用、子供用)
・ハンドクリーム  ・フィッシュソーセージ  ・ノートパソコン(mac)

さらに岩木さんが青森の農家の方から頂いてきた長芋と手作りのりんごのコンポートです。


車は3台とも物資でいっぱいです
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Photo by Yoneta


まずは5月の支援の際に訪れ炊き出しを行った避難所へ向かいました。
大船渡湾沿いを車で走っていると、坂道を上がったところと下ったところでは被害の受け方が
全く違うことがよくわかりました。
道路ではいくつもの箇所で補修工事を行っていました。

避難所へ到着し、中にいた女性にお話を伺うと避難所にいた多くの方が仮設住宅へ移られたという事です。
隣接している野球場に仮設住宅が建てられいて、今回はそこで物資をお渡しすることになりました。


野球場に建てられた仮設住宅
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Photo by Yoneta


敷地内に車を停めて外に出てみたものの、突然やってきて怪しく思われないだろうかなどと、
おどおどしていると
「支援物資もってきてくれたんですか?」
と現地の方が声をかけてくれたので、そこから大急ぎで荷物を降ろしました。

こちらの仮設住宅では、スニーカー、サンダル、フィッシュソーセージ、長芋、
そしてmacのノートパソコンをお渡ししました。
青森産りんごのコンポートはその場で食べてもらいました。(美味!)



早くお渡ししたい!
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おっきな長芋を手に
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スニーカーやサンダル、Tシャツなどの衣類はサイズが限られていたので、
「欲しいけどサイズが合わないなぁ」と残念がる方も多かったです。
また ‘‘ミシンはないですか” “ウィンドウズのパソコンが欲しい” という希望もありました。

私は東京に戻れば3月11日以前と変わらない生活ができます。
家や家電、生活を共にしている愛着のある品々、全てを流されてしまった状況を想像してみましたが、
想像すらできません。ごめんなさい。
そんな想像もできない状況下で何ヶ月も、もしかすると何年も過ごさなければ
ならない被災者の方たちに一日も早く通常の暮らしが戻りますように。
仮設住宅や避難所での暮らしが通常になることがありませんように。

支援する物資についても必要なのはもう食料や衣類、日用品だけではないのだなと思いました。
1日を過ごす上で何か楽しみになるような、そして明日への力になるようなそういう支援は
できないかと考えるようになりました。

ここでもみなさん、笑顔で私たちに接してくれました。
そして、先月も来てくれましたよねとTSTSTのイエローTシャツを覚えてくれている方もいました!
嬉しい事です。

最後は「また来ます!」と言って次の場所へ向かいました。



Photo by Kurage Kikuchi
Text by Tomoko Yoneta

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