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第5回目支援 支援物資輸送 その6

 2011-07-09
避難所に物資を届ける

宮古駅付近を視察した後、朝食が済んだであろう頃を見計らって避難所に電話し、
避難所に向かいました。前週小西さんが衣装ケースを届けた、あの避難所です。
到着するとTさんがさっそく出迎えてくださったので、
スムーズに物資の受け渡しをすることができました。

この避難所は体育館を使っているため、居住スペースと食事・イベントスペースが分かれており、
建物内で一番大きなアリーナを食堂として活用していました。
リーダーのTさんの目配りが行き届いた食事スペースは、
テーブル配置やカフェテリア方式の配膳スペースがとても整頓されていて、
Tさんの心配りを随所に感じることができました。
避難生活も三ヶ月を過ぎ、出口の見えない状況に皆がいら立っている中で、
このようなきちんとした運営をされていることに頭が下がります。

一週間前とニーズが一変した理由を尋ねると
「有名人の炊き出しが入り、余った食材を置いていった」からと分かりました。
直前のやり取りで、かなり具体的な食材リストが来たのは、
その「余った食材を活用して何が作れるか」を考えた結果ということのようです。

この避難所では、パソコンのリクエストもいただいていたのですが台数を揃えることができず、
二台のパソコンをTさんにお渡しするのみとなってしまいましたが、後日この二台は抽選の結果、
19歳の少年と、10人家族を代表してくじ引きに参加した5歳の少年に当たったそうです。
避難所には公衆無線LANがあるので、しばらくは有効活用していただけると思うのですが、
仮設住宅にもこういうサービスの提供がされるのかされないのか、現時点では皆目見当が付きません。



被災学生にパソコンを届ける

宮古市を後にし、最後の目的地である岩手県立大学(滝沢村。盛岡市の北に位置する)
のキャンパスに到着したのは午後一時を過ぎていました。
同大学の学生支援室から発信されたSOSをTSTSTメンバーの中野さんがキャッチし、
実家が陸前高田市にある学生さんにパソコンを一台引き渡しました。
気仙大工の息子さんである彼は「故郷の役に立つ人間になりたい」と言います。
震災は18歳の若者にかくも過酷な試練を与えるのかと思いましたが、
それでも「前を見て生きていこう」という彼の姿勢に救われた気がします。
彼の紹介で学食に行き、遅めのランチを一緒にいただきましたが、
将来のためにこういうことをちゃんと勉強しなさいと諭すように語りかける中野さんの姿が、
子どものいない自分にとっては印象的でした。



第5回輸送、終了。

岩手県立大学最寄りの滝沢ICから東北道に乗り、大きな渋滞や事故もなく、
夜9時には東京に戻ることができました。
今回は現地滞在時間も短く、そして人員も二名とミニマムサイズでの輸送でしたが、
それでも結果的に四件の支援を行うことができ、また変わりつつある現地の状況を
リアルタイムでトレースできたことに意味があったと思っています。
現地の厳しい状況はこれからも続きますが、私たちの活動がこれからも、
微力ではありますが復興支援につながれば幸いです。




避難所の食堂スペース。
きちんと整頓され、殆どのテーブルにはビニールクロスがかかっています。

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今回避難所にお届けした支援物資
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この日の朝食(見本)
カフェテリア方式になっており「大体こういう盛りつけですよ」という目安として置かれています

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パソコンの使い方を説明する中野さん
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食堂の壁に貼られていた注意書き
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最後に訪問した、岩手県立大学の校舎内
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17日日没前に訪れた、陸前赤崎駅から見た赤崎集落の様子
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Text&Photo by Takafumi kojo

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